その理由は 働かずに遊んで暮らせる金額が1億円以上だからです
貯金が1億円あれば、3%で運用したと仮定すると、そこからの年収は300万円になります。300万円では贅沢はできませんが、生活できない金額ではありません。言い換えれば、1億円のストックがあれば、働かなくても毎年300万円をゲットし、生活ができるのです。富裕層の人はよく、「お金に働いてもらう」という表現をします。まさに、このようなことを指しています。
富裕層向けのマーケティングでは、資産額1億円以上を富裕層と定義しており、年収はあまり考慮に入れていません。その理由は、働かずに遊んで暮らせる金額が1億円以上だからです。よく雑誌などで、「目指せ資産1億円」などとタイトルが付けられていますが、これにはちゃんとした意味があったのです。
仮に毎月10万円貯めたとしましょう。現在の日本では銀行等に預けても利息はほとんどつきませんから、利息はゼロと仮定します。億万長者への入り口を1億円と定義するならば、10万円を1000カ月、つまり83年以上貯め続けて達成できる金額です。一方、投資で元手を増やすことができれば、1億円を貯めるのに1億円はいりません。複利効果を合わせて、元本5000万円を4%で運用できれば18年間で達成です。
資産1億円というのは誰しもが憧れる目標の1つではないでしょうか。 筆者も社会人として働き始めたことから1億円を目標として資産形成を行ってきました。 40近くになりようやく1億円という資産を達成すること …
高校での金融教育がスタートするなど、子どもの金融リテラシー向上が求められている日本。そんな中、投資によって資産1億円を築いた「たぱぞう」さんも、子どもたちへの金融教育の重要性を強く説く。たぱぞうさんが自身の子どもにも語っている、知っておくべき投資の知識と米国のマーケット事情とは――。
――現在では世帯の金融資産が1億円を超えているそうですが、そこに至るまでの取り組みについて教えてください。
今まで1億円を生活費として費やすことで、何年生活できるかという観点でお伝えしてきました。
55歳で資産・貯金1億円でリタイア(FIRE)するのは妥当?いくらあれば辞められる?60歳を前に早期退職して夫婦で後悔しないための考え方を解説。
1億円あれば何年暮らせるのかを計算するために、まずは「1年間でいくら必要か」を考える必要があります。