貯金3000万 セミリタイア
35歳で完全リタイアするには、35歳の時点で1億3,800万円の資金が必要となります。35歳でそれだけの貯蓄がある人はかなり特殊なケースでしょう。仮に大学卒業後の23歳から働いたとして12年間の間に、毎年1,150万円のペースで貯金し続けなければ到達できない数字です。
20歳でも必要なお金は2,855万円です。つまり、5,000万円どころか、3,000万円あれば20歳であってもセミリタイアが可能です。
まず、セミリタイア後にどのような生活を送りたいかを考え、ライフプランを考えましょう。その上で、平均金額を目安に必要な金額を算出。そして、その目標を達成するための計画を立てて、着実に進めることがセミリタイアを実現する上でとても重要です。
ここまで見てきた通り、貯金が3,000万円あればセミリタイアすることは可能です。ただし、家族構成や生活水準などにより必要金額は変動するため、安定したセミリタイア生活を送るには資産運用で不労収入を作ることが欠かせません。
40歳でのセミリタイアを目指すのであれば、早期に資産形成に取り組む必要があります。貯蓄だけではセミリタイアの実現は難しいため、まずは少額投資から「お金にお金を稼いでもらう」仕組み作りを始めましょう。
セミリタイアを考える場合、生活費に充てるため、定期的に収入が入ってくる高配当株や社債が運用方法の1つとして考えられます。
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ただし、ヘッジファンドの場合には、運用を任せるにあたり、最低投資金額として1,000万円以上の資産を求められる。これはIFAについても同様で、相談するために、人によって求められる資産が異なる。自ら学習することで良好な運用結果が得られるのであればベストであるが、プロに相談しながら運用することも、選択肢として持っておいても良いかもしれない。貯金3,000万円を超えたら、金融資産1億円を目指して資産運用を始めよう。
金融資産1億円を目指すためには、資産運用を検討することが大切だ。貯金3,000万円以上の資産規模の人が資産運用を行う場合、次のような運用方法がある。
40歳で1億円前後の資産を形成することは、けっして簡単ではありません。しかし、現状の貯蓄から考えると「セミリタイアの実現は難しいかも…」と感じたとしても諦めるのはまだ早いです。
貯金3,000万円以上という金額は同世代のうち、どれくらいの割合を占めているのか気にならないだろうか。実際のところ、割合を知ることで、ご自身の現在の立ち位置を知れる。
株式・投資信託・公債などの金融商品に投資し、収入を得るという方法です。金融商品から収入を得る場合には、セミリタイア前から投資を始めることで「お金にお金を稼いでもらう」状態を作ることが重要。ただし、金融商品は必ず資産が増えるわけではありませんので注意が必要です。元本割れなどが発生するリスクがあります。安全性・収益性・流動性といった観点から、自分の資産形成のプランに合った金融商品を選びましょう。
完全リタイアは、仕事を辞めて貯金で生活することになりますので、たとえば35歳で完全リタイアするために必要な資金は1億3,800万円にもなります。これほどの資金を、リタイアまで稼がなくてはなりません。
貯金3,000万円以上の割合は世帯構成を問わず、各世代において非常に少ないという特徴がある。また、貯金3,000万円を達成することで新しくできることが増えてくる。金融資産1億円が視野に入ってくる水準でもあるので、さらなる資産の拡大を目指す方は、資産運用を検討してみよう。
貯金2,000万円を目指すなら、投資を始めることも検討しましょう。キャリアアップできるかどうかは実力だけでなく、社内での立ち回りや運などの要素にも左右されます。また定期預金などはリスクが低い一方で金利がほとんどつきません。
【監修者】CFP資格保有者 宮脇英寿
中学高校の数学教師を経てファイナンシャルプランナーの道に進む。年間100世帯以上の個別相談に対応しながら、確定拠出年金や住宅ローン、ねんきん定期便の見かた等各種セミナー講師も担当。住宅ローンアドバイザー、宅地建物取引士の資格も保持。
少額で始められて高い利回りが期待でき、専門的な知識がなくても始められる不動産クラウドファンディングへの投資は、初心者にとってハードルが低いです。40歳でのセミリタイアを目指す方は、今後のライフプランを立て、資産運用の取り組みをすぐに始めましょう。
老後の生活を維持するためには、単身者で2,000万円、夫婦で3,000万円の貯金が必要とされています。この金額を貯めるために有効なのは、投資で不労所得を得ることです。投資で安定した利益を出せるようになれば、セミリタイアの道も選べるようになります。
単身世帯なら5,000万円あればいつでも完全リタイアできます。2人以上の世帯であっても、5,000万円あればセミリタイアが可能です。
若いうちに2,000万円を貯めたら、セミリタイアして自身の時間を充実させる選択肢も実現できます。投資によって安定した利益を出し続けられれば、アルバイトなど最低限の仕事をするだけでも生計を立てられるでしょう。趣味や家族との時間を増やしたい人にも、投資がおすすめです。