40歳代になると 老後までの時間が30歳代に比べて限られてきます

40歳代になると 老後までの時間が30歳代に比べて限られてきます

もちろん、すでに手元に貯金があれば、その分を差し引いて貯金の目標を立ててかまいません。もし今40歳で、すでに500万円や1,000万円の貯金があれば、あと20年で1,000万円を貯めれば、標準的に必要な老後資金は充足できそうです。その場合、月4.2万円貯めれば間に合います。

40歳代になると、老後までの時間が30歳代に比べて限られてきます。その分、定年退職までに同じ金額を貯めようとすると、月々に貯める貯金額は多くする必要があります。

図5を見ると、ゴールは同じ1,000万円でも、40歳スタートなら必要な貯蓄額は月4.2万円だったものが、50歳スタートになると月8.3万円と、遅くなるほど月々に貯めるべき金額が高くなります。少しでも早く貯め始めることが大切です。

2022年5月、総務省統計局が公表した「世帯主の年齢階級別貯蓄・負債現在高、負債保有世帯の割合(二人以上の世帯)」によると、2021年時点で貯蓄現在高は「40歳未満で726万円」「40~49歳で1134万円」「50~59歳で1846万円」「60~69歳で2537万円」「70歳以上で2318万円」です。このデータから分かる通り、60歳以上は「2000万円」を超えています。一方、2021年時点で負債現在高は「40歳未満で1366万円」「40~49歳で1172万円」「50~59歳で692万円」「60~69歳で214万円」「70歳以上で86万円」です。負債保有世帯の割合は「40歳未満で59.2%」「40~49歳で63.7%」「50~59歳で52.6%」「60~69歳で28.0%」「70歳以上で12.5%」です。年齢階級が上がると、貯蓄現在高が上がり、負債現在高が下がります。負債保有世帯に関しては40~49歳がピークで、59歳までは過半数に達しているものの、60歳からは大幅に下がっていることが分かります。

40歳代で独身のケースでは、一般的には人生の中で給料や収入のピークに近づき、家計収支にゆとりが出る傾向はあるものの、定年退職も近づきます。人によっては病気や親の介護などで思わぬ出費が生じることもあります。思うように貯金ができないことがあるかもしれませんが、手取り収入の1割は継続的に貯められるようにしたいところです。できれば2割が理想です。

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