30代で400万円前後が実際の平均像に近いのかもしれない

これを見ると 30代で年収と中央値に大きな差があることが分かる

40代の平均貯蓄額は652.0万円、平均借入金額は862.1万円です。平均貯蓄額自体は20代、30代と比べて高額ですが、前年に比べて貯蓄が増えたと答えた方の割合は18.1%と3つの区分のなかでもっとも低くなっています。減ったと答えた方の割合は33.4%、変わらない方は39.6%でした。

参考までに、1年前の2017年度のデータも調べてみたところ、30代単身世帯の平均貯蓄額が589万円、30代二人以上世帯の平均貯蓄額が470万円でした。2018年度とは違って、貯蓄の平均額で見た場合は、単身世帯が二人以上世帯を上回っています。中央値は、単身世帯が83万円、二人以上世帯が200万円と、2018年度よりもずいぶんと差が小さかったようです。

貯蓄額についても同じく金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成28年」のデータを見てみよう(図3、4参照)。貯蓄があると答えた人の平均金額は、20代で385万円、30代では612万円となっている。

同調査では、平均額以外に中央値も発表している。中央値は年収が少ない順に並べたときに、真ん中にくる人の値だ。手取り年収の中央値は20代で200万円、30代では300万円で、中央値を現実像とする見方もある。

貯蓄額の分布を見てみると少し面白いことがわかる。20代のうちは200万円未満が多く、全体の3割を超える。しかし、30代になると一番多いのは500〜700万円未満だが、次いで100〜200万円未満と貯蓄額が少ない人も目立つ。年収が多いから貯蓄額が多いとは限らない。貯めてきたお金で住宅や車などを買ったばかりで貯蓄額が少ないのかもしれない。貯蓄額が多い人は親族からの贈与などがあったのかもしれない。従って、現在の貯蓄額が平均よりも多いか少ないかは、30代ではさほど大きな問題ではない。

30代は結婚、出産など何かとお金がかかり、出費が増える傾向にあります。

これを見ると、30代で年収と中央値に大きな差があることが分かる。なぜ、差が出るのだろうか。

まず、30代子持ち夫婦の平均的な貯金額について調べていきましょう。

だから30代のうちから少しでも貯金を増やしていくことも大切なのです。

30代の平均貯蓄額は403.6万円と、20代の平均に比べて大きく金額が上昇しています。ただし、同時に平均借入金額も865.7万円と高額です。この負債額は、すべての年代の平均値のなかでもっとも大きい数字になりました。

え?そんなに?と心の中で実は焦った人も多いのでは? そんな人は、中央値を見れば少し安心するだろう。中央値は20代で215万円、30代で410万円。30代で400万円前後が実際の平均像に近いのかもしれない。

30代の貯金額の平均値と中央値を、世帯形態別に次の表にまとめました。

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