貯金5000万円といえば相当な金額です

年収1000万円でしょうか それとも5000万円でしょうか

一方の収入ですが、残り20年間で年収が同じだった(夫婦で額面1,000万円)と仮定します。税金、社会保険などを控除された手取りが7割だとすれば、1000万円×0.7×20=1億4000万円となります。公的年金は、現役世代の年収の5割がもらえると厳しめに考えておくと、1億5000万円(1000×0.5×30)ですから、収入合計は2億9000万円。まったくの概算ですが、生涯の収入と支出を比較してみましょう。1.9億円<2.9億円+貯蓄4,900万円以上の通り、お二人が95歳まで生きても、十分に足りることがわります。しかし、ここには物価上昇と年金崩壊を見込んでいないという甘さが潜んでいます。それらを明らかにして、必要な対策を考えてみましょう。

これを預金ではなく、資産運用しながら積立てることにより、毎年の貯蓄額は少なくできます。利回り4%で複利計算すると毎月13.7万円で5000万円になります。仮に、手持ち資金が500万円あり、退職金を1500万円受け取れるのであれば、65歳時点での必要資金は3000万円となり、利回り4%の積立投資額は毎月8.3万円、年間99.6万円になります。

100歳まで「マネー寿命」を伸ばすために5000万円で十分なのかどうかは、現在の資産状況を確認し将来の収支予測をシミュレーションすることにより把握できます。自分自身の「完全リタイア」必要額を知るためにも、まずはライフプランを作りましょう。中立的・客観的な独立系FP(ファイナンシャルプランナー)は相談者の立場に立ってアドバイスをするので安心です。

貯金5000万円といえば相当な金額です。アッパーマス層を超えて準富裕層という水準になります。

資産5000万円といえば「準富裕層」と言える水準です。5200万世帯中、上位260万世帯つまり上位5%の水準となっています。資産5000万円を構築された皆さんの中には、セ …

とすると、5000万円から2つの財布の額を引いて残った1270万円が10年間手を付けなくて良い「長期資金」つまり「投資可能額」となります。これを円グラフで表したのが<図表1>になります。

資産5000万円というと準富裕層といえる水準です。筆者も貯蓄と運用で30歳を超えた時に達成しました。老後資産2000万円問題の基準を悠々とクリアしているので資産運用で増やす必要はないと考 …

5000万円あれば、セミリタイアをしても、ある程度充実した生活をおくることができるでしょう。

皆さんは「お金持ち」と聞くと、どのくらいの金額を想像するでしょうか。年収1000万円でしょうか、それとも5000万円でしょうか。いずれにせよ、ほとんどの人が年収を想像したのではないかと思います。この時、資産額が5000万円とか、資産額が10億円とイメージした人は少数派ではないかと思います。

預金5000万円を取り崩して生活する場合、単身世帯なら50歳、2人以上世帯なら60歳で完全リタイアすることが可能です。

65歳時点において「ファイナンシャルインディペンデンス(FI)」を達成し、「完全リタイア」が可能な状態になるのが理想だと思います。例えば、現在45歳の会社員の人は65歳まであと20年間あります。65歳時点での「完全リタイア」必要額が5000万円だとすれば、これから20年間で5000万円を貯めるには毎年250万円、つまり毎月20.8万円の貯蓄が必要です。

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