これが富裕層の本質的価値観です

これが富裕層の本質的価値観です

準富裕層を目指すにあたって、準富裕層と呼ばれる人たちの特徴をマスターしておきましょう。その特徴を知ることで、目標設定がより明確になります。

その主な原動力となっているのは、株価の成長です。資産の多くを株式で保有している人は株価の上昇によって資産額が大きくなるため、企業の創業者や大口の株主などが恩恵を受け、準富裕層から富裕層以上のクラスになったケースも多いと考えられます。

こうしたことから言えるのは、「富裕層以上を目指すのは難しくても準富裕層なら目指せる」という現実味です。今はマス層だとしても、努力や知識次第で準富裕層になることは十分に可能と言えます。

それに対して富裕層や超富裕層は退職金レベルでは到達できないため、企業経営者や資産家など、特殊な人が多い層とも定義できます。

富裕層は、あらかじめ何を買うのか目的を決め、効率的に買い物をします。そうすれば、お金も時間も有効活用でき、衝動買いによる後悔も防げます。

これが富裕層の本質的価値観です。準富裕層の人たちもこうした価値判断をする人が多く、自分にとって本当に価値のあるものかを判断することを習慣づけると無駄遣いがなくなってお金が貯まりやすくなります。

そのため、「物を買う」から「自由な時間を持つ」富裕層や準富裕層のライフスタイルが、今後一般層の間にも浸透していくことが予測されています。

約722万世帯のうち6.3%は約45万世帯、それに「東京への偏在分」として1.76を掛けると、あくまでも状況証拠からの推測ですが、80万世帯程度の準富裕層がいてもおかしくないことになります。

富裕層は、こうしたすきま時間の使い方にも無駄がない。待ち合わせには早めに到着しておき、仕事や読書に時間を充てる。

野村證券で最年少プライベートバンカーとして、企業オーナー・ファンド出資者をはじめとした国内外の超富裕層と接してきた冨田和成氏によると、「会食で優先するものは..?」との質問に、大富豪・ビリオネアレベルに上がれば上がるほど「星の数で選ぶ」から「栄養バランスを優先する」にシフトしていく傾向があるそうです。

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ウィンドウショッピングや寄り道は、お金の無駄だけでなく時間の無駄にもつながるので、富裕層はあまりしません。

そのほか、新たな知識を得るための読書や、自己資産のチェックなども富裕層の特徴的な余暇の使い方といえるだろう。

金額が多い順に超富裕層(5億円以上)、富裕層(1億円以上5億円未満)、準富裕層(5,000万円以上1億円未満)、アッパーマス層(3,000万円以上5000万円未満)、マス層(3,000万円未満)に分けられています。

準富裕層の上には富裕層が、その上にはさらに超富裕層がいますが、それぞれのクラスにはどんな特徴があって、その中で準富裕層はどんな位置づけになるのかも紐解いていきたいと思います。

個々の置かれている状況や事業・生活への影響は違う、それは富裕層においても同様だ。富裕層に現れた意識の二極化は、現在の社会の問題の多様化の一端をあらわしていると言えよう。他者との繋がりを持ち、持続可能な社会に力を貸していくことが、個々が抱える問題解決への一番の近道かもしれない。

さまざまな調査から富裕層の人たちにとって健康増進が大きな関心事であることが明らかになっており、健康のためには多額のコストもいとわないのが特徴です。どれだけ資産があっても人生を謳歌するには健康でなければならないというのは、自然な考え方でしょう。

東京都にどの程度の準富裕層が存在するかを示す明確なデータはありませんが、前表のデータでは日本全国に341万8,000世帯の準富裕層世帯が存在し、その割合は6.3%です。

最も高い伸びを示しているのは資産額が5億円以上の超富裕層ですが、このクラスはそもそも人口が少なく、ちょっとした増加で高い伸び率になります。

まず言えることは、先ほどの公務員の退職金からもわかるように準富裕層は給与所得者も多く含まれている点です。退職時に多額の退職金を受け取ることにより、それだけで準富裕層の仲間入りをする人が多くいます。

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