「準富裕層」と呼ばれる人たちはどんな生活をしているの?
2013年以降、株価の上昇などにより「準富裕層」の資産が増加し、超富裕層・富裕層に移ったからといわれています。
準富裕層の定義である、5,000万円以上1億円未満という項目はないため明確ではありませんが、60代、70代はマス層から準富裕層が多いようです。
「準富裕層」と呼ばれる人たちはどんな生活をしているの?
また、日本における準富裕層は40代の現役世代が多く、3,000万円以上と回答したのは全体の7.6%で、30代の0.9%に比べると大きく増加しています。
富裕層と準富裕層は、保有する純金融資産や資産形成への取り組み方に違いが現れます。準富裕層は激務の役職や職業に就いている人が多い傾向にあります。時間が作れないため、資産形成のための運用がしにくい状況にある場合がほとんどです。
準富裕層は、現在の収入や生活を継続している間は、余裕のある生活を送れる層です。しかし、病気で働けなくなったり、予想以上の長生きでお金が足りなくなる可能性もあります。
お金に余裕がある準富裕層ですが、出費も多く、将来的にお金が不足するリスクもあるので、家計管理も重要です。
家賃収入をローン返済に充当すれば、実質的に他人資本で不動産を手に入れることが可能になるため、準富裕層への道も現実味を帯びてくるでしょう。
準富裕層は一代にして資産を築いた人が多く、会社員から準富裕層になった人も珍しくありません。実はこの会社員の方々こそ、不動産投資で準富裕層になる大きなチャンスがあります。
ちなみに2019年時点での富裕層と超富裕層をあわせた世帯数は132.7万世帯。厚生労働省の調査によると2019年の全世帯数は、5,178.5万世帯なので全世帯の約2.6%となる。「誰もが金持ちになって引退できるのか」と、いう問いにイエスと答えるのには少ない数字だ。準富裕層まで入れると約9.1%、アッパーマス層まで入れると約23%なので、誰もがお金持ちになっているということではない。
野村総合研究所の調査によると、「保有する純金融資産額が5,000万円以上1億円未満」を「準富裕層」と定義しています。準富裕層の多くは「インカムリッチ・プロフェッショナル」と呼ばれる、専門性が高く高収入な人が多い傾向にあります。
2015年と比べて準富裕層は年々増加傾向にあります。
「準富裕層」という言葉をご存じでしょうか。野村総合研究所が2018年に発表したレポートでは、純金融資産の保有額別に世帯を5層に分類しています。資産額が少ない方から「マス層」「アッパーマス層」「準富裕層」「富裕層」「超富裕層」と呼びます。
このように、出口戦略までを見すえた不動産投資で、リタイア時に準富裕層入りすることを目標にするのも、一つの手かもしれません。
純金融資産の保有額別に世帯を5層に分類したとき、準富裕層は真ん中の階層にあたります。その保有する金融資産は5,000万円以上1億円未満、世帯数割合は6%です。
このような基準や特徴を知り、準富裕層入りを目指して金融資産の計画を立ててみてください。既に基準を満たしている方は、富裕層を目指しましょう。