資産1億円以上 人口
みなさんは「宝くじ」を購入したことはありますか。
少し前に販売されていたサマージャンボや、もうすぐ発売されるハロウィンジャンボなど、一攫千金を夢みて購入をされている方もいるのではないでしょうか。
【画像】「富裕層(資産1億円以上5億円未満)」の世帯数と資産を「マス層(3000万円未満)」と比べると、富裕層の少なさと資産の多さがわかる(出典:野村総合研究所)
誰もが一度は「当たったら何に使おうかな」など考えたことがあると思います。
一方で、世の中には「富裕層」と呼ばれる方がいます。富裕層になる理由はそれぞれですが、中には自分で資産を築き上げる方々もいます。
「お金持ちは豪快にお金を使う」といったイメージが先行しがちですが、実は富裕層の方は何でもお金を使うわけではありません。意外と細かなお金は使わないようこだわる方も少なくないのです。
秋以降も続く物価高で、節約を心がけるも苦しく感じる方も多いでしょう。今回は富裕層の方が行っている節約ポイントについて、考え方の特徴とともにお伝えしていきます。
元野村證券で、これまで3万人以上の投資家の資産運用の相談を担当してきた経済コラムニストの大江英樹氏が、新著『となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」』の出版記念イベントに登壇。日本では100人中2~3人いる「億り人」(金融資産1億円以上を持つ人)の実態や、日米の富裕層の共通点などを語っています。
株式会社野村総合研究所の推計によれば、2019年に日本で金融資産1億円以上を保有している富裕層は、なんと全体で132.7万世帯という結果になっています。これは対象となった5402.3万世帯のうち約2.4%という割合です。