資産3億円 リタイア

資産3億円 リタイア

それぞれのルールのシンプルさもあいまって、FIREといえば「1億円貯めてリタイア」、「4%の運用で一生安泰」と説明されるのですが、これは本当に日本でも通用する話なのでしょうか。

一番のデメリットは、収入面が不安定になることです。もちろん辞める前にそれなりの貯金をして、資産運用も行っている場合がほとんど。しかし運用収益は経済情勢の影響を受けやすく、決して安定とはいきません。また会社員ではなくなると、クレジットカードや住宅ローンの審査が通らなくなるケースも。収入源を複数確保しておくなど、退職前にしっかりと準備をしておくことが望ましいでしょう。

早期リタイアを考えている方にとって、一番気になるのが資金。自由な時間が増えたとしても、日々不安を感じながら過ごしたくはないですよね。そうならないためにも、事前に早期リタイアするためにはどれくらいの資金が必要か、把握しておくことが重要です。

先ほど説明した「収入を増やす」「支出を減らす」「資産を運用する」という3つの観点でアドバイスできればと思います。

あくまで自分が資産運用をしているという意識を持ち、商品について調べた上で、納得した商品のみを購入するようにしましょう。

50歳でアーリーリタイア・早期リタイア、セミリタイアをしたとき、仕事をする必要はないので、都心など収入をメインにして考える必要はありません。物価や住むために必要な住宅費を少しでも安く済ませることが、重要なポイントとなります。田舎で居住費を安く済ませれば年間の支出を抑えられ、なおかつ住みやすく、自然のある土地でゆっくりと暮らすことで貯金面でも精神面でもゆとりのある暮らしが実現できるでしょう。独身の方なら都心で、仕事で出会った仲間などとの時間もあるので都心のほうが良いかもしれませんが、子供や妻がいる家庭では、田舎のほうが暮らしやすいところもあるので移住先に適しています。

サラリーマン時代は休日でも仕事のことが気になり、気が休まることはなかったというRanpaさん。リタイアした直後も「あのプロジェクトはどこまで進んだかなとか、仕事や同僚のことが気になりました」というが、いまではすっかりストレスフリーな生活に。「出かけたり、ブログを書いたりと、毎日が充実しています」とのことだ。

退職金が出るかどうかは企業によって異なります。それを調べるには、各企業の就業規則を見るとわかります。退職金制度をとり入れている企業は全体の4分の3程度であるといわれています。この退職金制度は企業によっても異なりますが、勤続年数の長さ、仕事の貢献度や給与額、退職事由、会社規模や水準などによってもらえる退職金が変わるでしょう。会社の就業規則などをみて計算することになるので、早期リタイアなどを考えている方は必ずチェックしましょう。

早期退職・早期リタイアには、生活の中に生きがいがなくなるといった精神的な不安も伴います。早期退職をきっかけに人間関係がなくなってしまい、孤独を感じるようになったケースも多いです。人によっては疎外感を覚えて、孤立してしまうといった負の連鎖に悩まされてしまいます。周りとのつながりをなくして孤独感から精神的な不安を覚えやすい点もデメリットの1つとして把握しながら、早期退職・早期リタイア後のコミュニティ形成に関して事前に検討しましょう。

早期リタイアをする前に、リタイアした後のことを考えてきちんと準備しておくことが大切です。例えばまったくお金がない状態でリタイアしてしまえば、生活が苦しくなってしまいます。次はリタイアした後に慌てたり後悔しないように、やっておくべきことを見ておきましょう。

商社を57歳で早期退職したCさんは、早期リタイアをきっかけにタイへ移住しました。40代の頃から早期退職を考えていたCさんは、57歳の時に貯蓄が1,700万円程度あったといいます。早期退職にあたり退職金を2,800万円受け取りました。それでも早期リタイアするうえで、決して十分な金額とはいえません。若い頃から57歳で早期退職をするシミュレーションをしていたCさんですが、現在はタイで無職です。しかし、貯蓄を切り崩すのみで十分に生活できています。

また2億円を5%で20年運用したら、資産は5億3,066万円にもなります。20年間で2.5倍以上の資産になるので、いかに長期的な視点を持ち資産運用し続けることが大切かがわかると思います。

妻自身もコツコツと株式投資をやってきたこともあり、資産を蓄えていくことに対して話が通じやすかったりするのはとてもありがたく感じています。妻が投資などについて全く知識がなかったら、今のような状況は実現できていなかったなと思います。

わたしのIFAでは資産運用のプロがあなたの希望に合わせた最適な資産運用を提案してくれる。老後資金として2億円を作りたいと考えている方はぜひ一度相談してみよう。

50代であれば、30・40代と比べて早期リタイアが現実的に。フルリタイアの場合でも、5,000万円以上の資金があれば可能性が高まります。セミリタイアであれば3,000万円程度の資金でやりくりができるので、より期待が持てます。

一方人生設計先行型は、望むリタイア後のライフスタイルを先に決めてから、実現のために必要な資産を考えるというもの。早くリタイアしたいという方よりも、ご自身らしい生活を送りたいという意思が強い方におすすめです。

例えば「7割は比較的値動きの少ない銘柄、3割は値動きが大きく成長が期待できる銘柄」という投資配分にする方法があります。仮に3割の銘柄の株価が期待に反して下落してしまっても、残り7割では資産価値を維持できるといったリスクヘッジができます。

また、資産が厳しい状況になったら、再度仕事をするというのも選択肢として持っていました。話し合ってみて、状況に応じて柔軟に対応することで、カバーしていくので良いかな、という意見にまとまりました。

40代前半で1億円を超える資産形成を達成し、財閥系商社を退社してセミリタイアの道へ。妻と5歳の息子と暮らし、子育てをしながら自由な生活を謳歌中。高配当株・インデックス・短期トレードなどで資産運用を行う。

その時点での私の年収は1,000万円を超えていたので、当時日系メーカーに勤めていた親友との年収差は少なくとも300万円以上はあったはずです。それなのに、彼は3,000万円に迫る資産形成を成し遂げ、一方で私は100万円にすら達していなかった。この現実をどう受け止めればいいのだろうと。その日を転機として、自由の獲得に向けた資産形成の道へ一気に舵を切りました。

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